"呼吸を知ろう、感じよう" 講演会、大盛況で終了しました

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9月24日、すがすがしく晴れ渡った秋分の日、仙台国際センター橘の間で、
当院主催の3.11以降をよりよく生きるための実践セミナー"呼吸を知ろう、感じよう"が開催されました。
400名を超える皆様のご来場を頂き、お陰様で大盛況でした。
ご参加いただいた皆様に深く感謝いたします。
Date fmでおなじみのアナウンサー石垣のり子様が、流ちょうに講演会を進行していただきました。

第一部では私朴澤が、"呼吸を知ろう"と題して、いかに口呼吸より、鼻呼吸が良いか、
腹式呼吸と、胸式呼吸の特徴と、どの様なときに私たちは二つの呼吸を使い分けているか、
そして交感神経と副交感神経のバランスを取るのに、ゆっくりとした深い腹式呼吸が大切なことをお話ししました。
スライドを使用して、皆さんとご一緒に論理的な左脳で、呼吸を考えました。

第2部では、加藤俊朗先生と谷川先生の軽妙なトークに会場が大爆笑することもあり、
お二人のお人柄によりとても和やかな講演会となりました。
誰もが、生まれながらにもっている澄んだ強い心と、
人生を生きていくうちに濁ってしまった弱い心を持っていて、
呼吸法により内面からきれいにすることで澄んだ強い心が表面に出てくるというお話を伺いました。
感性の右脳で、呼吸を感じた第二部でした。


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そして、いよいよ実践です。
谷川先生も壇上でご一緒に参加される中、
400名の方が、加藤先生のご指導により、息を合わせて呼吸法の実践練習を行ったのは、なかなか壮観でした。
広い会場の空気がピンと張り詰め、気が良くなった印象でした。
会場の皆様の表情もとても良くなっていくのがはっきりわかりました。
後で調べると、いつもは日本のどこかで頻回に起こっている余震が、講演会の開催時間中ぴたっと止まっていました。
これも、皆さんの良い気のせいでしょうか? 

そして、最後に谷川俊太郎先生ご自身による"生きる"の朗読を拝聴しました。
先生ご自身の声による詩の朗読を間近にお聞きし、胸が熱くなった方も沢山おいでだったと思います。

いつも私たちは何気なく呼吸していますが、呼吸には大変な力があることを実感した1日でした。
加藤先生は、"仙台に勇気を運んできた"と、おっしゃっていました。
未曾有の震災を私たちは経験しましたが、これを成長の機会ととらえ、
また一歩前進する勇気をいただいた気がします。

講演会が終了し、お帰りになる皆さんの表情は、大変すがすがしく、また穏やかに感じられました。
講演会を主催した私たちにとっても、大変良い一日となりました。

この講演会を開催するに当たり、暖かいご協力をいただきました沼倉様、石垣様、末永様、中島様、佐藤真紀様、島貫様、泉谷様、高橋様、小林様、高橋師長様、株式会社サンガの島影様、そしてKサロンの草原様、松井様、に深く感謝いたします。有り難うございました。

hozawa (2011年9月26日 14:05)