中耳炎のお話

 暑さがようやく落ち着いてきたと思ったのも束の間、今度は台風がやって来てしまいました・・・。
湿度が高く不快指数満点ですね〜 
台風が去ってさわやかな秋風が吹くのがまちどうしいです。  
 
さて、そんな中、8月31日水曜日、当院の統合医療センターにて「ホメオパシーを知ろう子供の中耳炎」セミナーが行われました。とても丁寧で分かりやすいお話しでした。

夫婦共働きの家庭が増え、中耳炎で辛い思いをしているお子さん、ご両親も多いと思います。
私もその1人でした。今回は私事ながら、反復性中耳炎の治療の経験をお話ししたいと思います。 
 
私は、息子が1歳になると共に仕事に復帰したのですが、間もなく中耳炎になってしまいました。抗生剤内服や鼓膜切開で一旦治っても、すぐ繰り返し、ひどい時には2週間に1回鼓膜切開をする程でした。

子供は繰り返す痛みと熱で本当に辛かったと思います。親としても、仕事をしながらの度重なる通院や看病に疲れてしまい、母子共に余裕のない日々だったように思います。

あまりの難治性に抗生剤も効かなくなってしまうのでは?又、頻回の鼓膜切開も心配でした。
考えたあげく、当院院長に相談したところ、いくつかの治療法を説明されました。
全身麻酔下での鼓膜チューブ挿入やγグロブリン注射・・・どれにしても親としては、心配です。
その旨を院長にお話しし、ホメオパシー治療の可能性を知り、半信半疑でしたが、わらをも掴む思いで、レメディの内服を始めました。

 すると、以前は鼓膜切開した穴が塞がると再発していた急性中耳炎を繰り返さなくなったのです!さらにしばらく内服すると滲出性中耳炎も治ってしまいました!
 
 とても驚きましたが、親として本当に嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 1歳から3歳の子供は発達が著しい時期です。身体だけでなく情緒面でも大切な時期です。
そのような大切な時期に、苦痛や押さえつけての治療の恐怖を繰り返し与えてしまう事で、
その後の成長に良くない影響を残すのではないかととても心配でした。
 
 以前の私のように中耳炎のお子さんをお持ちで、悩んでいる親御さん、1度、当院院長に相談されてみてはいかがでしょうか?
 きっと、最善の治療法がみつかると思いますよ!!

朴澤耳鼻咽喉科スタッフ (2011年9月 2日 11:56)