アロマテラピーのお話し 〜ペパーミント〜

こんにちは!
仙台も最高気温が25℃を超える日が増えてきました。
関東の方では雹が降ったり、急な大雨・・・気候の変化に身体がついていかなくなりますね。今年は冷夏と言われていましたが、どうやらそれも変わってくるようです。今から夏に向かって、体力・気力作りをしていきましょう!

先日少しお話ししたアロマテラピー、本日は多くの方が知っている"ペパーミント"の精油のお話しをしていこうと思います。

歯磨き粉、ガム、リキュール・・・いろいろな物にペパーミントの香りが使われていますね。ペパーミントはシソ科の植物です。ペパーミントの香りを想像すると、目が覚める、鼻が通る・・・スッキリという言葉が合うように、脳に刺激を与えて眠気を覚ましたり、乗り物酔いや頭痛、吐き気を緩和させる作用などがあります。当院でも、高い頻度で使用する精油の一つです。寝起きの悪い朝、少し熱めのシャワーで交感神経を刺激して、ペパーミントの精油をお部屋に香らせるとシャキッとしますよ!

ディフューザーなどの器具がなくても、ティッシュペーパーやコットンにたらすだけでもOKです。暑い夏の入浴時にも、バスソルトや入浴剤にペパーミント精油が有用です。家族みんなで使うから、入浴剤は使えない・・・という方は、洗面器にお湯を張り、そこにペパーミント精油を1,2滴たらして浴室に香らせて入浴してみてください。

アロマテラピーには、いくつかの注意点があります。それらのルールを守り、楽しく生活に取り入れて下さい。
代表的なものとしては・・・
・揮発性が高いため、火気厳禁illust1119_thumb.gif
・飲用しない
・直接肌に付けない
・お子さんや妊婦さんの使用は注意が必要
(年齢や妊娠周期によって使えない精油、使用方法があります。)


などが挙げられます。また、精油一つ一つにも注意点や禁忌事項があって、ペパーミント精油は濃度が高いと逆に頭が痛くなったり、具合が悪くなります。そして、肌への刺激も強いので、使用の際は注意が必要です。妊婦さんやお子さんにもおすすめはしません。

アロマテラピーを行う時は、直感も大切です。同じ香りでも体調によっては嫌な香りに感じる時もあります。身体の声にも耳を傾けてくださいね!

朴澤耳鼻咽喉科スタッフ (2014年6月26日 15:00)