休診のお知らせ

突然で恐縮ですが、1月31日(火)午後の診療を休診します。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承下さい。

東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックの見学に東京出張致します。
日本の統合医療をリードする川嶋朗東京女子医科大学准教授が主催されている診療所で、日本の大学として、初めて統合医療の診療を開始し、現在も活発に診療を行っている施設です。

予約を取るのが大変難しい診療所としても有名です。

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以下、川嶋先生による診療所自然医療部門の紹介文を転載します。

20世紀に花開いた西洋医学は急性疾患や感染症などの原因究明とともに、その治療を可能にしました。
しかしその反面、生活習慣病などの慢性疾患、原因不明の疾患、精神的な要素の関与する疾患、再発性の疾患、末期癌などについては治療に苦慮する例も多々あります。
また、高齢化社会の到来をむかえ、医療費の高騰が問題となっております。そのため各国政府は医療費の削減の問題に真剣に取り組んでいます。
欧米では西洋医学の欠点を補い、患者を全人的に診療でき、さらに医療費の削減にもつながる相補・代替医療complementary&alternative medicine(以下CAM)が盛んに行われるようになってきています。
アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)には国立補完・代替医療センター(NCCAM)があり、2000年には1億ドルの予算を計上して様々なCAMに関する研究や調査が行われています。
以上のような背景から,この度、独立した部門として自然医療研究所クリニックをスタートさせる運びとなりました。日本の大学として、初めて統合医療の診療を行う施設です。CAMの検証や統合医療の指導者を育てるためのCAMの教育プログラム作成など研究や教育にも力を注ぎ、真の意味での患者様本位の医療を遂行する所存です。

自然医療研究所クリニック 川嶋 朗


日本でも、超高齢化社会となり医療費の高騰が問題となっています。
補完・代替医療を取り込んだ統合医療を進めることで、解決できる問題も多いと予想できます。

また、現代医学の狭間で取り残されてしまった医療難民と呼ばれる、現代医学では解決できない症状、疾病に悩む方にも、統合医療は有益な手段となるでしょう。

昨年2月に、私たちも統合医療センターを開院しました。
日本の統合医療のメッカで川嶋先生のお話を伺ってきます。

東日本大震災後、多くの方がトラウマを受け、心身の不調にいまだに苦しんでいらっしゃいます。震災後の東北での統合医療のあり方について、川嶋先生より、良いアドバイスをいただけると期待しています

院長

hozawa (2012年1月27日 11:42)