耳垢、耳掃除

みなさん、こんにちは!!

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明日はハロウィンです。
お菓子の用意、していますか?
最近日本でも仮装行列があったり、イベントが催されていますね。
カボチャのランタン、よく見かけるようになりました^U^


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先日、知り合いの方に
「子供の耳かすがねっちょり湿っていて、びっくりした!!」
というお話しを聞きました。

そうなんです!!
人の耳垢には2種類あるんです。
ぱさぱさっとした乾性耳垢(乾燥した耳垢、こな耳等と呼ばれます)と湿性耳垢(湿った耳垢、ねこ耳やあめ耳等と呼ばれます)があります。
湿性耳垢は、耳の中にあるアポクリン腺(汗を作る器官)から分泌される汗により、湿った垢になります。
これは、遺伝子の配列が違うために起こるんだそうです。

湿性耳垢の割合は、地域によって違いがあるものの、日本人は約16%、世界を見てみると、中国人や韓国人では4~7%、ミクロネシア人は60~70%、白人では90%、黒人は99.5%と言われています。

耳の中(外耳道)の皮膚は、非常に薄く、骨や軟骨部のすぐ上にあります。
この皮膚は、耳の中に耳垢があっても、自然に内側から外側へ出て行くような構造になっています。

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そのため、乾燥した耳垢の方は、本来掃除する必要はないんです。
気になるようでしたら、見える部分だけ掻き出してもらえれば十分なのです。

反対に、湿った耳垢の方は、自然に耳垢を外へ出す機能が上手く働きませんので、定期的に掃除した方がよいです。

先ほどもお話ししたように、耳の中の皮膚は非常に薄いのです!!
自分でやると、強くこすらなくても、耳の中の皮膚を傷つけてしまうことがあるので、半年に1回くらい、耳鼻科でお掃除してもらうのがベストです。

傷がついて炎症が起きてしまうと、痒くなったり、耳だれの原因となります。
また、大きな耳かすは耳に栓をしてしまし、聞こえも悪くなります。

耳掃除、無理にしないようにしましょう!!

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朴澤耳鼻咽喉科スタッフ (2012年10月30日 15:23)