病院の窓から見える定禅寺通りの木々は青々とした葉をつけ、
見ていると心も爽やかになる季節となりました。
ようやく春が終わり、初夏に向けてこれから!と思ったのも束の間、
ここ数日の気温は真夏を思わせるかのような上昇で、まだまだ身体が
慣れないと言う方も多いのではないでしょうか。
そして、日中と夜間の気温差もとても大きいので、体調の管理も
大変ですよね。
この時期、来院される患者さんの症状として意外と多いのが「喉の
痛み」です。
上着などでの体温管理はもちろんのこと、夜間の睡眠時にも出来る
簡単な喉のケアをご紹介します。
睡眠時に無意識に口を開けて寝てしまい、翌朝に喉がいがいが
する・・・よくありますよね。
そんな時にはマスクを着用して寝てみましょう。
「口呼吸」は、乾いた空気が直接喉を通るので乾燥を
引き起こします。
そこでマスクを着用すると、自分の呼吸によりマスクが
濡れてくるので呼吸するごとに、加湿に良い効果があります。
「でも、マスクを着用すると息苦しそう・・・」
そんなイメージもありますよね。
実際に患者さんにこの方法をお勧めして、試していただいた方々からは
喉が痛くなる回数が減りましたと言って頂くことが多いので、
手軽に出来る方法で、とても効果的だと思います。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
そして、お気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、
5月から耳鼻科に新しい看護師1名が入りました。
新体制でますます皆様の健康のサポートが出来るよう、
頑張りますので宜しくお願い致します。