朴澤耳鼻咽喉科

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2022年10月17日

【Dr.ブログ】逆流性食道炎と診断された方へのアドバイス


逆流性食道炎は、

横隔膜の位置にある、胃から食道への逆流防止弁を超えて、

胃の内容物が食道内へ逆流することで始まります。

逆流性食道炎になると、

胸焼けの他、慢性の咳や、

咽喉頭異常感、胸痛、耳痛など様々な症状がおこります。



逆流性食道炎は、今、日本で増加傾向にあります。

ご自分が、逆流性食道炎か調べてみましょう。

こんな症状当てはまりませんか?

当てはまるものにチェックしてみましょう!

□胸やけがしませんか?
□おなかがはることがありませんか?
□食事をした後に胃が重苦しい(もたれる)ことがありませんか?
□食べた後に気持ち悪くなることがありませんか?
□喉の違和感(イガイガ・ヒリヒリ感など)ありませんか?
□げっぷがよくでませんか?
□胃酸が上がってくることがありませんか?
□慢性的な咳が続いていませんか?

逆流性食道炎の症状は、日常生活を注意することで、改善することが出来ます。
 
 
 
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食事の注意
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【逆流性食道炎の注意事項】 動画での解説はこちら↓↓
koji-hozawa-md-s-school.teachable.com/p/ent1


正常の人でもお腹いっぱいに食べると、逆流が起こります。

だらだらと間食を取ったり、お腹いっぱいの食事は逆流の原因となります。

規則正しく食事を取り、一度にとる食事の量を減らし、腹八分目を心がけましょう。

また、早食いもよくありません。

食事はよく噛んで、ゆっくり食べましょう。

★胃酸分泌を増やしたり、胃に長くとどまって、逆流の原因になるので出来るだけ控えた方がいい食物

・レモン、みかんなど柑橘系の果物や、トマト、イチゴなど酸っぱい果物
・酢、酢の物など酸っぱいもの
・チョコレート、ケーキやまんじゅうなどの甘い物
・香辛料の強いスパイシーフード
・スナック菓子、炒め物、揚げ物
・牛、豚の脂身、天ぷら、豚カツ、ベーコンなど脂肪分の多いもの
・ファーストフード(ハンバーグ、ピザ、牛丼など)
・タンパク質の多い食事は消化に時間がかかり、胃に長くとどまるため、逆流が起こりやすくなります。

★控えた方がいい飲み物
・ビールや、コーラなど泡が出る飲み物は、胃がふくれて逆流の原因になります。
ビールはあきらめて焼酎など泡のでない飲み物にして下さい。
・お酒、アルコールは、胃酸の分泌を増やすと同時に、逆流防止弁をゆるめることが分かっています。アルコールはできるだけ控えましょう。
・コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインも、胃酸の分泌を増やします。



 
 
 
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生活上の注意
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食後約3時間は、胃の中で食物が消化されています。

この間は、胃の内容物の逆流が起こりやすくなります。

食後すぐに横になったり、寝る前に食事をとることは避けましょう。

どうしても眠いときは、頭を胃より高くして寝る工夫が必要です。

十二指腸を経て腸内に食物が移動すれば、もう逆流することはありません。

腹圧が高くなると、胃の内容が食道に押し上げられ、逆流をおこします。

また、胃と食道の間の逆流防止弁をゆるめてしまうことも避けましょう。



・喫煙により、逆流防止弁がゆるみます。禁煙を心がけてください。

・咳をしたり、重い物を持つと腹圧が上がり、逆流が起こりやすくなります。食後すぐの運動は避けましょう。

・姿勢
背中の曲がった人、猫背の人は腹圧が上昇し、逆流を起こしやすくなります。姿勢に気をつけてください。

・衣類
ベルト、コルセット、ガードル、着物の帯などで、おなかを締めつけると、腹圧が高くなり、逆流を起こしやすくなります。

 


・肥満、妊娠
肥満の人は、食道裂孔ヘルニアになりやすく、逆流防止弁が働きません。
また、腹圧が上がることで、逆流しやすくなります。
食生活の改善とともに、適度な運動を行い、肥満を解消しましょう。
妊娠中も、腹圧が上がります。妊娠中は、逆流性食道炎の症状が出やすくなります。

・他の病気に使用する薬の影響
喘息、血圧、心臓の病気などに使う薬の中には、逆流防止弁をゆるめる作用をもつものがあります。
抗ヒスタミン薬(アレルギーのお薬)
三環系抗うつ薬(抗うつ剤)
カルシウム拮抗薬(降圧剤)
プロゲステロン(女性ホルモン)
ジアゼパム(抗不安薬)
ニトロ製剤(狭心症のお薬)
非ステロイド性抗炎症薬(痛み止め、解熱剤)
喘息治療薬

・ピロリ菌の除菌
ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、胃炎や胃潰瘍、
十二指腸潰瘍などの病気の原因のひとつです。
ピロリ菌によって胃に炎症が起こると、胃酸の分泌が少なくなります。
ピロリ菌を除菌すると、胃酸分泌が増すので、
一時的に逆流性食道炎が起こることがあります。

以上のような、食事や生活の注意をするだけで、

逆流性食道炎の症状は大分改善されます。



逆流性食道炎の治療に使われる、PPIという胃酸を抑える薬があります。

胃酸は、ミネラルの吸収を助けたり、食べたものに含まれる有害なものを殺菌しています。

余りPPIを長く飲むと、栄養の吸収が悪くなったり、

腸内環境が悪くなったりします。

お薬を飲むだけで、安心しないで、是非生活上の注意を心がけて下さい。

院長

 

 

 

 

 

YouTube 解説はこちら下矢印

 

 

逆流性食道炎の治療法

逆流性食道炎の治療法についてお話しします。

 

右矢印逆流性食道炎の治療はどうするの? 

右矢印なぜ「胃酸を抑える薬」がよく処方されるの? 

右矢印あまり長く、薬に頼らない方がいい理由。

 

 

逆流性食道炎を改善する生活の注意点

逆流性食道炎の症状を早く治すためには、生活習慣がとても大切です! とくに、繰り返す方は、今回の動画を参考に、生活に気をつけてみてください。

 

右矢印逆流性食道炎を改善する生活の注意点。 

右矢印逆流性食道炎を改善のための食事のポイント。

 

 

 

 

 

 

 

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