朴澤耳鼻咽喉科

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2023年02月04日

【Dr.ブログ】風邪を引いた子供さんを看病する時に、ウィルスをもらわないように注意すること

 

 

 

小さな子供さんがいる親御さん、育児にお仕事に毎日大変ですね。

お疲れ様です。

 

子供さんが、風邪を引いてしまうと、

看病も大変で、

ご自分が子供さんの風邪をもらってしまうこともあります。

 

今回は、家庭内での感染を予防するために

気をつけて頂きたいことをご紹介します。

 

新型コロナの第8波が、

ようやくピークを過ぎたと思ったところ、

インフルエンザがはやりだしました。

子供のかぜひきさんも増えています。

コロナなどの感染症は、接触感染または飛沫感染でうつります。

 

 

感染した人の鼻水、唾液、痰などが付いたところを触った手から、

感染するのが、接触感染です。

皮膚を通じて感染することはありませんが、

口や鼻、眼の粘膜を触ってしまうことで感染が始まります。

接触感染を防ぐ、一番の方法は手洗いです。

是非、こまめに手洗いをお願いします。

 

 

咳やくしゃみを介して飛ぶ

小さな粘液の粒子(飛沫)の中に含まれる

ウィルスや細菌を吸い込むと飛沫感染が始まります。

 

咳をすると、実に3000個もの飛沫が2mも飛びます。

くしゃみでは、より多くの飛沫が、遠くまで飛びます。

マスクをしないで話をしていると、5分間で、

咳をしたときと同じ量の飛沫が、1mとびます。

 

マスクが、有効か、そうではないかの議論がありますが、

結局、不織布マスクは、

呼く息に含まれる飛沫が広がるのを80%防ぐことができ、

空気中の飛沫を吸うのを70%防げることがわかりました。

 

家族に風邪をひいた人がいる時は、

おうちでも、マスクはしていただいたほうがいいでしょう。

 

 

飛沫を吸い込むと、鼻や口の粘膜から、

ウィルスや細菌が侵入します。

うがいと鼻うがいをすると、

入り込んだ、ウィルスなどを洗い流すことが出来ます。

 

3才以下の子供さんは、うがい、鼻うがい、鼻をかむことも難しいので、

鼻水で息が苦しいときは、

親御さんが鼻水を吸ってあげるといいでしょう。

吸うときに感染しないよう、

フィルター付きの容器を、使って下さい。

 

 

気をつけて頂きたいのが、

感染した家族が使った食器を洗うときです。

唾液中にウィルスや細菌が沢山います。

人から離れたので、気が緩みがちですが、

水に流す前に、アルコールを噴霧したり、

洗剤で良く洗うことが大切です。

マスクもしましょう。

 

嘔吐や下痢などの症状がでる感染性胃腸炎を起こす、

ノロウィルスは、感染力が強く、

しかもアルコール消毒が効果がありません。

ミルトンが有効です。

以下を参考に、ミルトンで殺菌して下さい、

 

ウィルスや細菌が体に入ったからといって、

すぐに病気になるわけではありません。

私たちには、体内に侵入してきた細菌やウィルスと戦う

抗体と呼ばれるタンパク質があるからです。
この抗体で、病気になるのを防いだり、

症状が重くなるのを防いでいます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは

まだこのタンパク質を作ることが出来ません。

赤ちゃんがおなかの中にいるときに、

胎盤を通じて、分け与えられたお母さんの抗体が

赤ちゃんを守っているのです。

 

このお母さんから受け継いだ免疫は徐々に壊れてしまいます。
1歳半頃には、ほとんど壊れてしまい、
まだ自分で抗体を作る力が弱い子供さんは、抗体が少なく、
侵入してきたウィルスや細菌と上手に戦うことが出来ないので、

病気を発症してしまいます。

 

3歳を過ぎる頃には、

子供さんも自分で作った抗体で体を守れるようになります。
1歳半から3歳まで、病気がちなお子さんも、

3才を過ぎると、余り、風邪を引かなくなります。

子供さんが、3才になるまで、是非頑張って下さい。

 

病気で休んでいる子供さんを看病をしているうちに、

親御さんが病気をもらってしまうことがあります。
小さな子供さんの細菌ならたいしたことがないだろうと、

たかをくくっていると、ひどい目に遭うことがあります。

子供さんの細菌は、抗生剤が効かない耐性菌のことがあります。

仕事や家事で疲れて免疫力が弱ったお母さんがこの菌をもらうと大変です。

こじらせてしまうと、
咳がなかなか止まらない急性気管支炎や、

頬がいたくなり黄色い鼻が出る急性副鼻腔炎、

のどが痛くご飯ものどを通らない急性扁桃炎

になってしまいます。

 

おじいさん、おばあさんも、

病気で休んだお孫さんのお世話をする時は、

必ずマスクを忘れないようにしましょう。

 

 

風邪をひいた人が呼いた息の中のウィルスは、

空気中に広がります。

ウィルスは見えないですが、

ちょうど同じくらいの大きさのタバコの煙が、

どのように部屋に広がるかを考えると、

イメージがつかめると思います。

 

10mは空気中に広がり、約3時間は感染力があります。

 

感染を予防するには、

病気になった家族の部屋を別にする隔離が大切です。

そして、部屋の対角線の窓や扉を5〜10cm開けて、

喚起をしましょう。

 

湿度を、40〜60%に保つと、

ウィルスが長く空気にとどまることを防げます。

室温を、18度以上にすると、

ご自身の免疫力が高まり、感染を防ぐことができます。

 

 

ご自分の免疫力を高めるため、

ビタミンD、ビタミンC、亜鉛をとると、

感染予防に役立ちます。

 

お母さん、お父さん、ご自分の体も大切にして下さいね。

院長

 

 

YouTube 解説はこちら下矢印

 

<動画の内容> 前編

● 3歳未満の子供が、風邪を繰り返す理由

● 子供の菌が強い理由「耐性菌とは」

● 感染が起きやすい場所 TOP3

● 感染パターン 2つ

<動画の内容> 後編

● 基本の基本「手洗い」 

● うがいだけじゃ足りない「鼻うがい」 

● 実は毎日する●●が感染経路!? 

● 最適な部屋の温度・湿度 

● これは必需品です! 

● 免疫力を強化する栄養素3つ

 

 

 

 

 

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