2022年10月21日
ストレスの多い現代社会で、 声を使う仕事に就職したり、 アルバイトを始めることをきっかけに 声に問題を抱える方が増えています。 第一印象に影響するものは、 表情・服装・髪型・話の内容など色々ありますが、 ”声”もその1つです。 声が小さかったり不安定だったりすると、 暗い印象や自信がない印象を与えてしまうかもしれません。 うまく声が出ない時は、医師の診察を受けても、声帯に異常が見つからず、 なかなか診断がつかないことが多いようです。 声の事で困ったら、音声の専門医を受診する事が大切です。 声帯には異常が見られないのに、 声がうまく出ない病気は、様々な原因があり、 治療法も異なります。 声はコミュニケーションに、無くてはならないものです。 健康なときには、全く気にならなかった音声も、 一度障害が出ると、大変困ってしまいます。 声の不調には、様々な原因があります。 手術が必要な時もありますし、 内服薬が効果を示すこともあります。 音声訓練が、大変有効なこともあります。 いえ、むしろ、音声訓練しか治療方法がない場合がある といった方がいいかもしれません。 音声治療は、国家資格により認定された言語聴覚士が行います。 言語聴覚士とは、あまりなじみのない職業かも知れません。 音を認識する耳、 音声を発する喉頭、 構音や嚥下などに関与する口腔・咽頭など、 私たちが人生を楽しみ、 人間として活動するために不可欠な機能を司る器官が障害されたとき、 患者様の機能を改善する手助けをする大変重要な仕事です。 声が震える方、 声が詰まる方、 大勢の人の前で話をする時うまく話せない方、 吃りがある方、 声が急に裏返ってしまう方、 声変わりの時期に声がおかしい方、 音声手術後に声の改善が十分でない方、 言葉の発音がうまくいかない方、 学校の先生など声を日頃酷使する方で声がかすれる方、 など、様々な声の不調が対象となります。 言語聴覚士は医師と共に患者様を診察し、 声の問題がどこにあり、 どのような音声訓練が有効か判断します。 訓練のプログラムが決まると、 音声訓練を患者様と1対1でご指導します。 1回のセッションは、50分ほどです。 数回、セッションを繰り返すことにより、 音声機能の改善が可能となります。 例えば、喉に力が入りすぎて、 声が出づらくなる・裏返る等の不都合が起きている方がいます。 声道という、声帯から口唇までの声の通り道が狭くなるのが原因です。 喉の力を抜く練習としてオススメなのが、 ”あくびため息法”です。 あくびをする時をイメージしながら、 口と鼻から息をたっぷりと息を吸ってみましょう。 喉が開く感覚が分かりますか? 次に、声を出しながら「はぁ~あ」と深いため息をついてみましょう。 楽に安定した柔らかい声が出る感じがしますか? 自己紹介のような緊張する場面では、 身体にも喉にも力が入りやすくなるものです。 この感覚を覚えると、どうやって力を抜いたらいいのか? どうやったら安定した柔らかい声が出せるのか? が分かるようになりますよ♪ 今まであきらめていた声の問題を是非、解決してください。 お気軽に、下記までお問い合わせ下さい。 http://hozawa.jp/contact.html 院長
声がつまったり、かすれたり、震えたり…とても困りますね。実際にクリニックでも、声の異常で悩んだり、コンプレックスを抱えて話すことをためらってしまっている患者様を数多く診察してきました。 この動画では、声の異常について解説します。 実際の症例やデーターを交えて詳しくご説明してますので、 医療従事者にもおすすめの内容です!
声を出す仕組み
実際の声帯写真を見てみよう。
声がうまく出ない原因と、症状。
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